ボクシング / Boxing
世界的なボクサーを生み出してきた五輪ボクシング
オリンピックにおけるボクシング競技は、これまでにモハメド・アリ(当時、カシアス・クレ)、ジョージ・フォアマン、レノックス・ルイスなどプロの世界で活躍する世界的なボクサー達を生み出してきた登竜門となっています。
ボクシング選手は、対戦相手の顔面あるいはベルトラインから上のボディに有効打となるパンチを入れ、リングサイドのジャッジ(副審)5人がポイントを採点し、各ラウンドの最後に、各選手の最高点と最低点を除いた残りの数字の平均点で採点されます。
男子は体重に応じてライトフライ級(46〜49kg)からスーパーヘビー級(91kg以上)に階級分けされ、1ラウンド3分間で3ラウンド競技します。また五輪のグローブは重さ284グラム。指の関節部分に白い線が入っているのが特徴です。具体的な階級は以下の通りです。
- 男子フライ級(49kg超 52kg以下)
- 男子バンタム級(52kg超 56kg以下)
- 男子ライトフライ級(46kgから49kg以下)
- 男子ライト級(56kg超 60kg以下)
- 男子ライトウェルター級(60kg超 64kg以下)
- 男子ウェルター級(64kg超 69kg以下)
- 男子ミドル級(69kg超 75kg以下)
- 男子ライトヘビー級(75kg超 81kg以下)
- 男子ヘビー級(81kg超 91kg以下)
- 男子スーパーヘビー級(91kg超)
また、2012年のロンドン五輪では、初めて女子ボクシングが開催されます。女子ボクシングは、フライ級(48〜51kg)からミドル級(69〜75kg)の3階級で、1ラウンド2分間で4ラウンドです。グローブの重さは284グラム。指の関節部分に白い線が入っているのが特徴です。 具体的な階級は以下の通りです。
- 女子フライ級(48kg超 51kg以下)
- 女子ライト級(57kg超 60kg以下)
- 女子ミドル級(69kg超 75kg以下)
なお、ボクシングの全試合は勝ち抜きトーナメント方式で行われ、3位決定戦は行わずに、準決勝で破れた両者が銅メダルを獲得します。
日本からの参加出場選手
- 男子ミドル級:村田諒太選手(2011アマチュアボクシング世界選手権準優勝・初出場)
- 男子ウェルター級:鈴木康弘選手(2011アマチュアボクシング世界選手・初出場)
- 男子フライ級:須佐勝明選手(2012ロンドンオリンピックアジア最終予選・初出場)
- 男子バンタム級:清水聡選手(2012ロンドンオリンピックアジア最終予選3位・2大会連続2回目)
ボクシング競技の日程
7月28日から8月12日
競技時間はイギリス夏時間(UTC+1)です。
ボクシング競技の会場
会場: エクセル展覧会センター(展示場) / ExCeL London
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