10kmマラソン水泳(OWS) / 10km Marathon Swimming
2008年北京五輪から正式種目となったマラソン水泳
オリンピックの水泳は、一般的には8レーンを持つ50mプールで開催されますが、2008年北京五輪から、初めてオープンウォータースイミング(Open Water Swimming)が正式種目に加えられました。名前の通り、屋内ではなく、屋外で競技されます。一般的に「OWS」とも呼ばれます。
2012年ロンドン五輪では、10kmマラソン・スイミング(10km Marathon Swimming) という名称で実施されます。五輪大会で行われる水泳種目の中で最も距離の長い競技で、レースは少なくとも約2時間!もかかります。
それだけに、肉体と精神力の高い能力が選手に求められる競技です。また、天候や潮汐などの外部要因からの影響も受けやすいため、自然の中で泳ぐための知識や経験も必要とされます。
選手たちは、レーンがないところで一斉スタートするため、ポジション争いも激しいものがあります。
コーチは、レース中、コース上に設けられた場所から、4回選手に飲み物を渡したり、アドバイスを与えたりすることができます。
日本からの参加出場選手
- 男子10km マラソン:平井康翔選手(オープンウオーターロンドン五輪世界予選6位・初出場)
- 女子10km マラソン:貴田裕美選手(オープンウオーターロンドン五輪世界予選13位・初出場)
競技日程
時間はイギリス夏時間(UTC+1)です。
- 日程:競泳の屋外競技2種目は2008年8月9日・8月10日
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